第1回 ライスシャワーちゃんは俺のもの!

ライスシャワーちゃんは俺のもののサムネイル アニメのあの子は俺のもの!
アニメのあの子は俺のもの! 恋愛

ライスはみんなを不幸にしちゃう……
それを……
変えたくて……

安心しな、ライスシャワーちゃん。
俺が…
俺たちが…

お兄様だ!!!!!

わしみみずく
わしみみずく

ホーホー!こんにちは、わしみみずくです。

ありがたいことに、洒落男子様で再びの連載をいただきました。
前回、「非モテ脱却のための教科書」では
かなり真面目な形でお話を進めましたね。

しかし今回はものが違う。
読者の皆様には、キモ・オタクが喋っているものとして
こちらの連載に目を通していただきたく存じます。

前置きはすでに書いておりますので
本題に入りましょうか。

それでは、ご唱和ください。

ライスシャワーちゃんは俺のもの!

伝説の名馬 ライスシャワー

攻略難易度 ★★★★★★(最大7)

第1回で取り扱うのは、
そう、皆様大好きウマ娘ライスシャワーちゃん。

刺客の象徴と言える短剣。奇跡を表す青い薔薇。
可愛らしい見た目からは想像できない鋭い眼光。
極限まで追い込んだその体からは黒いオーラを放ち、
その場にいるものに抗えないプレッシャーを感じさせる。

ミホノブルボンの三冠阻止、メジロマックイーンの三連覇阻止といった偉業を成し遂げた名ウマ娘ですね。
しかしその勝利は誰にも喜ばれず、勝てばブーイングの嵐。

「みんなから嫌われてブーイングされて、みんな不幸にしちゃう。祝福の名前をもらったのに、ライスシャワーなのに… だからもう、ライスは走らないんです」

わしみみずく
わしみみずく

俺が守ってやらねば…
お兄様だから!!!!俺はライスちゃんが勝つのが一番嬉しいんだ!!!!

ということで、魅力は言わずもがなですね。

ゲーム版のウマ娘はほぼ履修していないので
「お兄様」のシーンには実は出会っていません。
ですので、今回はアニメ準拠でお話を進めさせていただきます。

また、可能な限りリアリティを高めるため、アニメやゲームのご都合は全て排除いたします。
本コラムでは「現実」に寄せて話を進めていきます。

恋の黄金式

さて、ライスちゃんに関わらず
「付き合う」レベルで女性と仲良くなるためには

  1. その女性の性格
  2. その女性を取り巻く環境
  3. その女性が人間関係でとるスタイル

この3要素を知ることが確実です。

これらを理解し、前提として押さえた上で。
その女性の中で

  1. 常に意識される状態になる
  2. 何かにおいて一番とおもえる存在になる
  3. 勝てないと認識する

この3つを揃えると、「好意」という状態が整います。

頭の中に何度もあなたが浮かんで、
あなたのことが気になって仕方のない存在になっている状態。

それが「恋」をされているということになりますね。

つまり、狙った女性の心に、深く深く残らねばならない。
心に深く残るためには「みんなと一緒」ではいけないのです。

相手のことをわかっていなくても「恋」をされることはできますが
それは自分がすでに惹きつけるような要素や属性を持っている場合に限ります。
有名大卒の大手商社勤務、だとか、すごく顔がかっこいいだとか。
そういう場合です。
我々一般人の場合は、安定性を高めるのが一番いい。

相手を知る、ということは、相手にとっての地雷を踏まない、ということでもあります。
地雷を踏まれると、人は少なからず嬉しくない気持ちになりますね。
話していて不快になる回数が多い存在とは、自発的に関係を持ちたい、とはまず思わない。

その後に、その女性の心の中に「あなたという存在」を残すのです。
すると、恋が生まれる。

恋の黄金式

相手を知り、相手にとっての不快を減らし、相手の心の中に棲む

を、かならず頭に叩き込んでおいてください。

プライバシーに踏み込んでは問題ありですが
それ以外のことは、知りすぎて悪いことなどないのです。
好きな人のことは、知りたいものではないですか?

今回、我々お兄様がやることは

徹底的にライスちゃんを知る
徹底的にライスちゃんの不快を減らす
徹底的にライスちゃんの心に棲む

ここです。これに他なりません。
ライスちゃんと付き合うために
ライスちゃんのことをめちゃくちゃに知る。
進めていきます。

ライスちゃんの3要素

一番最初に見るのは、ライスちゃんの3要素

  1. ライスちゃんの性格
  2. ライスちゃんを取り巻く環境
  3. ライスちゃんが人間関係でとるスタイル

を確認していきます。

これも数多のエロゲギャルゲから得た知見ではありますが
性格だけでもダメ、環境だけでも、スタイル無視でもダメです。

性格は、ライスちゃんが何を考えているかを知るために。
環境は、ライスちゃんの考えた行動が何に左右されているか考えるために。
人間関係でとるスタイルは、ライスちゃんとあなた関わった時にどういう行動をとるかをわかるために。

確認していきます。
これら3要素を見ていきましょう。

3要素①ライスちゃんの性格
  • 自分がいると周りが不幸になると思い込んでいる
  • 悲観的
  • 気弱で良く泣く
  • きにしい
  • 自責的
  • 頑固
  • 好奇心旺盛
  • おっちょこちょい
  • ちょっとだけアホの子
  • 実力には自信がある
  • 自分には自信がない
  • みんなに喜んでほしい
  • 執念深い
  • 人のためなら頑張れる
3要素②ライスちゃんを取り巻く環境
  • 学校通い
  • 偉業を達成してもブーイング
  • あまり友人がいない、孤独に近い
3要素③ライスちゃんが取る人間関係のスタイル
  • 自分より他人を優先する
  • 関係性を深めるより「いなくなる」を優先する
  • 目立つことを避ける
  • 自分のことを話さない

やはり、ライスちゃんの可愛らしさはMAX
その反面、要素を除いていくと大変気丈であることが窺えますね。

根本的には明るいですが、(自責的ではありますが根暗ではない)
人間関係のスタイルがいなくなる、話さないなど、かなり回避に寄っています。
その上で自責的かつ頑固ときたので、実は想像よりずっと人の話を聞かないタイプです。

しかし、他人のためなら頑張れる、好奇心旺盛という側面もあり。
落とすまでが極めて大変ですが、落としてからはもう、
最高に幸せな交際生活が送れることが確定している
、と言っても過言ではないでしょう。

ライスちゃんは不憫かわいい…のか?

がんばってるのに不憫かわいい…。

俺が守ってあげなきゃいけない…。

そのような感情を我々に思い起こさせるライスシャワーちゃん。

しかし。
実はこのタイプの女性は、別に男性に守られなくても生きていくことができます
守りたいという我々の本能をくすぐるにも関わらず
実際守られなくても生きていける。そういうタイプの子です。

そう、ライスちゃんを「守ってあげたい」のは我々の感情。
守る人なんかいなくても、なんだかんだライスは生きていくのです。

「かわいそうな子」としてライスちゃんを扱うことが、
実はライスちゃんを「俺のもの」にすることから最も遠い選択肢
かと思われます。

それ「かわいそうな子」として、ライスちゃんを扱いたいだけです。
それではライスちゃんは心の奥底で「わかっていない」と思うことでしょう。
あなたはウマ娘ではないし、彼女の葛藤を真に「わかる」ことなど、できないのですから。
知ったふりをせず、その前提でライスちゃんと関わると、彼女からの高評価につながりやすいです。

あなたがライスちゃんのお兄様(彼氏枠)になれば、
それはもう大切を振り切ってくれることでしょう。
どこにいくにも尻尾ぶんぶん。腕にくっついて離れない。
友達とかに見られるとぱっと手離しそうだったりはしますが…

しかし、あなたがお兄様枠に入れなければ
「そのほか大勢」に当然のように分類されてしまいます。
よくいる男のひと、無難な扱いをされた上で、近づく隙すら与えてもらえないことでしょう。

これは嫌な対応をされるという意味ではなく

ありがとうございます。

くらいで終わってしまうということ。
ライスちゃんは

うわ…キモ…。

とかは言わないタイプなので、
あなたのことを傷つけることはないにしても、それ以上が何もない

なぜなら、彼女は
自分の実力に自信がある」上で、
他人に自分のことを話さない
他人と関係性を深めるより他人の回避を優先する
スタイルの関わり方をする人だからです。

なにかトラブルがあったときは、基本的に
何も言わずに気がついたら爆発して、自分は邪魔なのでいなくなる
という戦略をとるタイプの子です。

「ライスちゃん、走らないらしいよ…」の一連の流れを見ているとよくわかります。
慣れているならそうでもないかもしれませんが、一般の人には極めて対応が難しい
ライスちゃん機嫌を損ねてしまうといなくなり、連絡が取れなくなります。
回避優先だからです。葛藤して関係性の再構築をするより、「いなくなる」が先に来ます。
だいぶ察してちゃんであると言えるでしょう。

劇中の反応などをみていると一見ちょろいように見えますが
(ふえふえしててとってもかわいいですね、何度悶死しそうになったことか)
現実の観点で考えると、ライスちゃんの攻略難易度は実際かなり高めのものかと思われます。

そんなライスちゃんのお兄様…に現実世界でなるためには
あなたが、ライスちゃんの一番の理解者になる必要がありそうです。
ライスちゃんが、あなたの元に帰ってきたいと思えるような、そんな理解者に。

状況が整わないとライスちゃんは会話に応じてくれない

さて、ライスちゃんの回避が発生せず、葛藤が起きた…というシーン。
アニメ2期7話の追いかけっこ後のシーンですね。

夕暮れの中、二人に向けて話始めるライスちゃん。
あのシーンでは

  • 会話の相手がミホノブルボン
  • 逃げるのもそこそこ疲れた
  • ライスちゃんは学校に通わなければならない

これらの要素があったからこそ、回避型のライスちゃんが会話に応じています。

ライスちゃんの中に

ちゃんとブルボンさんと会話しないと申し訳ない。

という気持ちが少なからず存在するからこそ会話が成り立っているし
逃げても追いかけてくることがわかっているから会話をせざるを得ないし
明日も明後日も学校で追われるだろうから、会話をせねばならないのです。
ライスちゃんは、別に話したくて話しているわけではないですよね。

この状況が揃っているからこそ、
回避ではなく会話を選択してくれた(せざるを得なかった)ライスちゃん。

ミホノブルボンのように因縁があるわけでもない。
走って逃げれば絶対に追いつけない。
明日も明後日も学校に侵入したらもうそれは不審者以外の何者でもない。
引き留めたところで彼女のような問答をするバックストーリーも存在しない。

ライスちゃんが会話をしてくれるための条件も揃っていない、
我々一般モブ男性に対しては、当然その感情は湧きません。

仮に全てを無視して、会話が成り立つものとしましょう。
前述したようなライスちゃんの現状を知れば、

どしたん?話聞こか?

な男性は大勢現れます。ライスちゃんと仲良くなりたい、接点を持ちたいですからね。
しかしながら、その戦略をとった時点で「その他大勢」と一緒
ただ、ライスちゃんに取っては鬱陶しいだけ。対応に疲れるだけです。我らがライスちゃんですよ?モテないはずないじゃないですか。
しかもあのルックスで。

我々がライスちゃんと話したいのであって
ライスちゃんが我々と話したいわけでは、ないのです。
ただでさえ「みんなの幸せを願っている」ライスちゃんに気を遣わせることも、最悪手であると言えるでしょう。

以上を踏まえての重要点は以下

  • かわいそうな子扱いをしない
  • とにかく理解者に徹する
  • 適当なことを絶対に言わない
  • どしたん、話聞こか?をしない

3要素を踏まえた上での対ライスちゃん戦略はこのような感じになりそうです。

NGラインを踏んだら基本的に一発アウトの系統の女の子です。
「してはいけない」がここまでわかったのは収穫ですね。

わしみみずく
わしみみずく

本気で落としにいくので、まだまだ続きますよ。
次に進みます。

ライスちゃんの心の傷

ライスちゃんを知るために、ライスちゃんの心の傷のシーンを共に追っていきましょう
ライスちゃんがどんな思いで過ごしているのか。
彼女に直接「どしたん?話聞こか?」しなくてもここは分かりますね。

非モテ脱却のための教科書レベル9、で
ホットリーディングの重要性をお伝えしました。
ここでも同じことをしていきます。
ライスちゃんは、何を考えているのか。真剣に追ってみてください。

可能であればAmazonプライムウマ娘アニメの該当シーンを見ながら、この記事を読んでみましょう。
声や映像付きだと情緒の動きが分かりやすいので。解説を挟みながら進んでいきます。

ウマ娘プリティーダービー Season2 第7話『祝福の名前』

9分7秒

『こううんをとどけるライスシャワー』の文字に嬉しくなる幼少期のライスちゃん。
初めてのレースで勝ててすごく嬉しくて、みんなも笑顔になってくれて、走ることが楽しくなって
こんなライスでもキラキラできるかも…って

22分57秒

期待に胸を膨らませ入学、嬉しそうな笑顔。

走ることの楽しさと喜びを覚えたライスちゃん。
名前通り、ライスが勝つことでみんなが喜んでくれる、幸運が届く。そう思っていたことでしょう。
ライスちゃんの新生活にいいことがありますように。
しかし、その希望は残酷にも打ち砕かれます。

9分57秒

菊花賞でミホノブルボンに勝利
ずっと努力を重ねて、菊花賞に勝利したのに誰にも喜ばれない。
それどころか、飛ぶのはブーイングの嵐

ここでライスちゃんは、自分がミホノブルボンの夢を壊したと思い込みました。
キラキラしたかったのに、
目に入ったのは思い描いていた図とは真逆の光景。辛かったでしょうね。
走って勝つことももちろんですが
みんなに喜んでほしい」「褒めてもらうことが嬉しい
そんなライスちゃんの心境が読み取れます。

18分17秒

ほかウマ娘の戯れ合い中
「邪魔しないでよ」を聞いてフラッシュバック

ウイニングライブにも関わらず、
ミホノブルボン、マチカネタンホイザに目が向くばかり。
だれも自分に目が向いていない。
いないことになっている。

彼女は一体どんな気持ちでセンターで歌い、踊り切ったのでしょうか。
自分が望まれていないことを、心の奥で分かりながら。
でもステージから逃げることはできない。できないんです。
どれだけ自分が哀れに感じたか。
どれだけ自分という存在が、邪魔に感じたか。

こんなもの、心が壊れん方が無理です。

ここで彼女の回避的な面が完成します。
走って勝つことへの恐怖。晴れの舞台でさえ、誰も喜ばないのだから。

アニメだとハイライトで出ますが
時系列にならべ換えるとライスちゃんの気持ちがどれだけ苦しかったかが、より理解できるかと思います。
ここから、全てが辛くなってくる。

邪魔しないでよ、の一言。
その一言で光景がフラッシュバックしてしまうほど。
大変に強い傷つきがそこにあったのだ、と容易に推察できますね。

勝っても、喜んでもらえないなら、褒めてもらえないなら、意味がない。

冒頭

メジロマックイーンの勝利シーンの祝福と
過去のミホノブルボン戦の対比

5分30秒

他生徒のメジロマックイーン連覇の期待を聞いてフラッシュバック
ライスなんて、いらない子なんだ…

当然の思考回路です。
また邪魔になってしまいますからね。
メジロマックイーンに勝ったとしても、誰も喜ばない。
あの光景が蘇るわけです。
走りたいと思え…という方が、もう無理ではないでしょうか。
自分が体験して知ってしまった以上、
「よろこばれること」を期待するだけ、無駄なのです。

続いて、
ミホノブルボンとの3600mチェイス後、夕暮れのシーン。
今までの流れをおさえた上で、ライスちゃんの言葉に耳を傾けてみましょう。

18分45秒

しつこいです…ライスはもう放っておいてください

18分57秒

ライスはみんなに認めて欲しかった…ブルボンさんに勝つことができれば、きっと認めてくれると思った…だから一生懸命頑張った…でもライスの勝利なんて誰も求めてなかった…ライスが勝ったのに…!みんなライスを責めて認めてくれなかった…!

これ、悲しみの言葉というより、どちらかといえば怒りです。
ライスちゃんが「弱い」「かわいそう」の前提で聞いていると「悲しみ」に聞こえますが
ここは怒ってますね、ライスちゃん。その感情のやり場がどこにもない。
その上で誰にぶつけて良いのかもわからなくなっています。
みんなに笑顔になって欲しかったのに、そのみんなから帰ってきたのは、功績と存在の否定

ライスが勝ったのに…!」が特に顕著な部分。
みんなに笑顔になって欲しい、喜んで欲しい、という彼女の思いは嘘ではなく
心からそう思っているのですが…
それが嘘でなかったとしても、ライスちゃんは、勝ったのに、泥を塗られているんです。
みんなは、観客のみんなから祝福される。
ライスは祝福されない。

祝福の名を、もらったのに。

そして会話の相手は、自分が受けられなかった賞賛の相手のミホノブルボン。
その隣には無敗伝説で賞賛を得続けたトウカイテイオー。
「なんでお前らが…!」という言葉が後に続かないのは、
ひとえにライスちゃんの優しさと自責的な側面があるからに他なりません。

19分15秒

ライスはブルボンさんやテイオーさんとは違う…ライスはヒールなんだよ
みんなから嫌われてブーイングされて…みんなを不幸にしちゃう、祝福の名前をもらったのに、ライスシャワーなのに
(涙を浮かべる)

19分50秒

ライスが走っても誰も喜ばない!勝ってもガッカリするだけ!走る意味なんてどこにもない!それなのになんで!?

自分は、「こううんをとどけるライスシャワー」ではなかった。
もうこちらまで心がつらくなってきます。
結果がわかってしまった。あの光景を見てしまった。
だとすれば栄光や、みんなの笑顔なんか、最初からもう求めない方が、いいのです。
ライスが走らない方が。
みんなが笑顔になってくれるから。

しかし、ミホノブルボンとのやり取りで、走ることを決意します。

ウマ娘プリティーダービー Season2 第8話『ささやかな祈り』

15分59秒

おいおいやめてくれよ!マックイーンがんばれ!
ライスシャワー!またヒールになるつもりか!

野次を聴き、過去の光景のフラッシュバック
それでも闘志を燃やすライスシャワーちゃん。

ライスはヒールじゃない…ヒーローだ!

もう観客を殴り飛ばしたい気持ちでいっぱいですね。

喜ばせたい対象が喜ばないこと、それに辛さを抱きながら
それでもいつか喜ばせたいという矛盾した自分の心。
ミホノブルボンが強い心の支えになっています。
意地です。止まらない。観客がなんと言おうと。

ライスはブルボンさんのヒーローだから。

もう、ミホノブルボンのために勝ちに行っていると言っても過言ではないかもしれません。
これは薄い本が厚くなりますね…

17分17秒

レコードを出したのに、またしても、だれも喜んでくれない
観客からはブーイング
さまざまなものを飲み込んで一礼して、去る。

18分18秒

ライバルのメジロマックイーンから賞賛
加えて、ほかウマ娘からの賞賛

18分59秒

大粒の涙をこぼしながら。
また、たくさんの夢を壊してしまいました
ブーイングって痛いですね、やっぱり、いたかったです
「ブーイングはチャレンジャーの勲章です。傷つく必要はありません。
でもいつか、これが歓喜と祝福の声になる日が必ず来ます。
あなたが勝ち続ければ、きっと…
だってあなたの名前はライスシャワーなんですから」
うん、らいす、がんばるね
「それでこそ私のヒーローです」

観客はライスちゃんの世界では、
認めてもらいたいはずなのに、観客のみんなを、応援してくれるみんなを笑顔にしたいのに。
観客は、ライスちゃんを傷つける人になっています。

彼らが喜んでくれる日をライスちゃんは本気で夢見ていますが
実際には、ライスちゃんの努力、強さを知っている他のウマ娘が精神安定を保っている、という構図ですね。

認められることで世界を作る。
認められない自分に価値なんかない。

ブルボンさんは、認めてくれた。ほかのみんなも、認めてくれた。
喜んでくれた。だから、走る。いつかみんなに喜びを届けられる日を夢見て。
ライスもいつか、そうなれるかな。(キャラソン ささやかな祈りから)

ライバルだが、初めて真正面から認識した自分のファン、ミホノブルボン。
自分をわかってくれたり、意識してくれているマチカネタンホイザ、イクノディクタス。
完敗の後に自分に賞賛を送ったメジロマックイーン。

よく知ってもらった関係性の中でこそ、強く輝く。
そしてそれを土台として、将来に確実に歩みを進めていく。

それが、ライスシャワーという女の子。

ライスちゃんが庇護が必要な弱い子だなんて、とんでもない。
ものすごく、ものすごく強い、大人の子なのです。

わしみみずく
わしみみずく

もはやライスシャワー”さん”のほうがよいのでは…。

いや、でも彼女は、きっとライスちゃんと呼ばれる方が好きですね。

ちょっとばかり、細かく見ただけですが
彼女の心の傷についての理解が深まったと思います。
さて、仕上げにかかりましょう。

ライスちゃんへのあなたの愛は、本物か

  • かわいそうな子扱いをしない
  • とにかく理解者に徹する
  • 適当なことを絶対に言わない
  • どしたん、話聞こか?をしない

この4点をおさえた上で、前述のライスちゃんの心理状況を把握してください。

その上で、ミホノブルボンだからできたこと、状況が整っていないとできないことを排斥
「しつこいです…ライスはもう放っておいてください」
の流れの話を、仮に我々が進めても、ライスちゃんは我々の前からいなくなってしまいます
あそこから「走ってみよう」とはどうやってもならないのです。
彼女には観客の様子とウイニングライブの光景が目に焼き付いています。

実際のところ、ミホノブルボンでもああなるか、正直あやしいんです。
公式は正義、大正義以外の何者でもないですが、現実世界に当てはめるとそうなります。
あの場面で「もっかいはしる!」となるのは鋼どころか決して砕けぬメンタルです。

失敗体験がちょっとある…とかとはものが違う。必死で頑張った結果が、観客全員からの存在の全否定ですからね。
よく、よく死ななかった。ライスちゃん。
人間というもの全体からの「裏切り」と受け取っても過言ではありません。

なので、勝手なこと言わないでください…!から
2度とライスちゃんが復帰しないルートの方がめちゃくちゃ濃厚です。
ミホノブルボンの気持ちは受け取ってもらえない確率の方が高い。

なんせ、あのトラウマですからね。
勝った後は、ステージに立たねばならないのです。
想像するだけで声が出なくなるかもしれない。
だれにも、求められていないのだから。
ライスはいらない子、ですからね。

しかしそれをある程度で抑えなければ、ストーリーが進まないので、おそらくああなっています。
心理の世界に携わっていると、現実の回避型は実際のところ、後4.5回りくらい難易度が高いことがよくわかります。同様の職種の方もきっと同じことを感じているはずです。

  • きっかけ作りも難しい
  • 会話も難しい
  • その後逃がさないのも難しい
  • 問題に直面してもらうのも難しい

現実にライスちゃんを持ってくると、それくらい付き合いを続けるのが難しい女の子なんです。現実のライスちゃん、めちゃくちゃ難しいです。
何度連呼しても足りないくらい。

しかし、そこまでして、その難易度を乗り越えて。

わしみみずく
わしみみずく

ライスちゃんを俺のもの、にしたいですか?そうですか。
そうなのであれば、あなたのライスちゃんへの愛は本物でしょう。

続けます。

ライスシャワーちゃんを”俺のもの”にする

出会うタイミングを、ミホノブルボン戦後としましょう。
以上を踏まえ、あなたがとるべき行動は以下の2ルートに別れます。

ルート1 ライスちゃんレース継続ルート

こちらは成功確率低めです。ミホノブルボンがやってたことをそのままやる。入り口が少しだけ違います。

なぜ成功確率が低いか。これは「あなた」「我々」ではなくミホノブルボンが適任だからです。
そして、現実にライスちゃんが存在した場合、このような鋼のメンタルを持ち合わせるのはほぼ不可能に近いと思われます。

ミホノブルボン戦の時点で、最高のファンでいることをアピールする

あの場で大声張れば絶対に認識されます。かき消されないように、周りに何を言われようが

ライスー!!

叫び続けること。
「欲しい物」が、ない、ないと戸惑っている状態のライスちゃんです。応援してくれた、最初のあなたのことは絶対に忘れないでしょう。
むしろその後のあなたの顛末まで想像してくれる。

ライスを応援したせいで、みんなからひどい目にあってないかな…ライスがダメな子だから…。

あのひと、晩御飯ちゃんと食べられたかな、おうちに帰れたかな。

のような形で。

ゴール付近、ほぼ最前列に近いところで観戦することも必須事項となります。
ゴマつぶみたいなところから喋っても覚えてもらえません。ここで意識してもらうのが第一歩。

何度も何度も、ライスちゃんが好きだから競馬を見てるんだよ、ということを伝え続ける

ストーカーはキモいしライスちゃんにとって非常に迷惑なので、ストーカーにならない手段でなんとかライスシャワーにアピールを続けます。手紙や何かが良い形でしょうか。

他のウマ娘と仲良くなっていると非常に接触がしやすいです。おすすめはダイタクヘリオスあたりです。
”共通の知人”がいると、警戒度が下がり、結果接触しやすくなります。

順調にいけばライスちゃんからの好感度は相応以上に高いはず。アタックが成功すればこの辺でデートまで漕ぎ着けることでしょう。

ライスちゃんがあなたの話を聞いてくれるようになった後

君の走ってる姿が見たい、わがままだけど、君が走っている姿が好きで、勝手だけど、勇気がもらえる。一番格好いい、他のみんなにもわかって欲しい。

のような言葉がけを恒常的に続けてください。上の流れを抑えていると、このセリフの重要性がわかりますよね。

その後、練習に付き合う。口出しは一切せず、スニーカーの替えや飲料水の確保に徹する。
自分のウマ娘の勝利のためなら、水が欲しいと言われれば山に汲みに行き、たとえ嵐の中でも…!
それをやりながら、自分も仕事や学業を頑張りましょう。将来有望だと理事長に褒められるような人格であってください。

ライスシャワーが優勝、ブーイングの嵐

レースが終わった後

走ってくれてありがとう、最高に輝いてた、ライスが勝ってくれて嬉しい、いつかみんなにも、ライスの良さが伝わってほしい

俺は何もできないけど、そう思ってるよ、最高のファンだから

など。甘ったるいですね。でもこのくらいの勢いで喋って良いです。

このタイミングでおそらくライスちゃんと付き合えると思われます。

しかし…これはゲーム中の「お兄様」ルートに近いのではないでしょうか。
もうほぼほぼトレーナーといっても過言ではない。
でも、輝いているライスちゃんを見られるのは、捨てがたいですよね。
やっぱりみんなを喜ばせて、みんなの喜びでライスちゃんが喜んでいるところを見たいもの。

ルート2 ライスシャワー、普通の女の子ルート

現実考えると、こっちが成功率高めなんですよね。決して砕けぬメンタルを持ち合わせていないライスちゃんと仮定します。

あのクラスのトラウマから立ち直る、となると正直人間味が全くありません。ウマ娘だから精神構造が違う…と言われてしまえばそれまでですが、その感じは考慮しないこととします。
ライスちゃんは普通の女の子になると思われます。

ミホノブルボン戦の時点で、最高のファンでいることをアピールする

ここまではルート1と一緒です。全く同じ動きで構いません。認識と意識を目的に。

何度も何度も、ライスちゃんが好きだから競馬を見てるんだよ、ということを伝え続ける

こちらもルート1と同様に、ダイタクヘリオスとなかよくなっておき、ライスちゃんに接触します。
この状態のライスはサクラバクシンオーとの接触を避けると思われる、かつサクラバクシンオーからのあなたは良いものになりづらいので、間違っても彼女からは行かないように。

お手紙には寄り添い系の文章を強めに書いていきましょう。
これまでに書いた彼女の心理をしっかり見てあげると、どんな言葉が欲しいかは自ずとわかるはず。
観客を責めてはいけません。でも、ライスの「怒り」に寄り添ってあげて下さい。怒りは二次感情。その前には悲しみや苦しみが隠れています。「ライスが勝ったのにな」と。

トラウマから、人間社会にチューニングした世界線のライスは走ることをまず選択できません。ライスはもう走りません…から意見の変更は難しいものだと思われます。
おそらくこの後にミホノブルボンとの会話イベントがありますが、前述の「勝手なこと言わないでください…!」の流れより、説得失敗
ブルボンの気持ちは受け取れず、このライスはレースに出走しません。ライスちゃん、何も悪くないのにな…

トレセン学園にそのまま居続けるか、退学か

ライスちゃんは高等部。義務教育は終了しているので、学校に留まる理由も特にありません
ヘタをすると他の走っているウマ娘を見ると心が押しつぶされてしまうでしょう。

するとライスちゃんの選択は、居続けて勉学に励むか、退学するか…となります。この選択は正直どちらになるか読むことはできませんが、確実に「普通」に向けて歩み始めています。

人の目線が怖くなっており、赤信号で止まるのが嫌、という理由で、極力外に出ることも拒んでいることが考えられます。
自分はみんなを不幸にしてしまう」という認知が強くなっているからです。「あなたも不幸になるよ」という理由で、あなたの前から去ろうとする姿も容易に想像できます。

わしみみずく
わしみみずく

なんとなく伝わってきましたか?現実のライスちゃん、この感じです。

普通の日々を送りながら、ライスちゃんの平穏を取り戻す

そんなライスちゃんに「走って」と説得するのは愚の骨頂
「がんばれー!おー!」の笑顔もこのタイミングでは見ることができなくなっています。でも、ライスちゃんの元の性質はそちら
少しでも彼女が幸せに過ごして欲しい、というのは、我々の本懐ではないでしょうか。

ライスちゃんはきっと、何度もあなたの前からいなくなろうとします
自分が手間をかけさせているおかげであなたに迷惑がかかっているから、と、何度も何度もいなくなろうとします。それでも、近くにいるのです。
ライスちゃんが、それを許してくれるようになるまで。

そうして、ようやく交際までこぎつけることが、できるかも…?くらいです。
この状態のライスちゃんは大きな心の傷を抱えています。
あなたが近くにいることで、ライスちゃんの心をゆるゆると、解けると良いですね。

お料理やお掃除などの小さな生活から、「がんばれー!おー!」を取り戻して、もしかしたら、「また、走ってみたい」そう思える時がくるかもしれません

わしみみずく
わしみみずく

あなたに幸せを届ける、ライスシャワーのルートです。

おわりに

ライスシャワーちゃんは俺のもののサムネイル

以上、ライスシャワーちゃんは俺のもの!でした。
いかがでしたでしょうか。
賛否両論あるコラムだとは思いますが

今回の連載は、このような形で進められれば、と思っております。

次回、「アニメのあの子は俺のもの!」は
ひぐらしのなく頃に より 
竜宮レナ」です。
楽しみにお待ちいただければ、幸いです。

それではまた、次回のコラムでお会いしましょう!

この記事を書いた人
わしみみずく

ありさんカウンセリング代表。4年生大学で心理学を専攻。
重度重複障害児を子に持つ母の心理特性を研究。
現在は年間約500セッションの個人カウンセリング・コンサルティングを行っています。

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