
う〜頭がかゆい〜。

そんな爪を立てて頭かいちゃダメだよ!

シャンプーを変えたら頭がかゆくて〜。

だからって、爪を立ててガシガシしちゃダメよ〜。

新しいシャンプーが合わないのかな?

それはシャンプーじゃなくて、洗い方に問題があるのかもよ?
この記事では、こんな悩みに答えています!

毎日シャンプーしてるけど、頭皮がかゆい。

シャンプーに正しいやり方なんてあるの?

頭皮のベタつきやニオイをなんとかしたい。

アラサーになり髪が細くボリュームがなくなってきたので薄毛を防ぎたい。
本質を知るのは正しいシャンプーのやり方の第一歩

シャンプーの正しいやり方を知るには、まずシャンプーの本質を知ることが大切です。
案外知らない人も多いシャンプーの本質を解説します。
シャンプーは「髪」ではなく「頭皮」を洗うもの

シャンプーする目的は、髪の毛を洗うためだと思っていませんか?
本来、シャンプーとは頭皮の汚れを洗い流すためのものなのです。
シャンプーは、髪の汚れを洗い流すというよりは、頭皮の汚れを洗い流すことが目的です。髪につく汚れは、ほこりや花粉、化学物質などです。これらは流水だけでも洗い流せますが、頭皮の汚れは皮脂によるものなので、シャンプーを使わなければ洗い流せません。
AGA スキンクリニック 【医師監修】髪の正しい洗い方。頭皮を守るシャンプーの方法

汚れは髪の毛に付着するのでは?
と思っている人も多いと思います。
確かに花粉やほこりなどは髪の毛に付着します。
しかし髪の毛についた汚れは、シャワーなど流水でほとんど落とすことができるのです。
では、なぜシャンプーをするのか。
それは頭皮を清潔に保つためなのです。
ボディソープで体を洗うように、洗顔料で顔を洗うように、シャンプーで頭皮を洗い清潔を保っていくのです。
髪の毛の汚れを落とそう!と意気込んでしまうから誤った方法でシャンプーをしてしまいがちです。

今日から正しいシャンプーのやり方を覚えて変えていきましょう!
頭皮も「肌」であることを忘れずに

頭皮も顔や体と同じ「肌」であることを忘れていませんか?
髪の毛の乾燥や枝毛、抜け毛の原因は頭皮の状態が良くないから起きています。
ニキビやしわ、くすみといった顔で起こる肌トラブルと同じことです。
洗顔方法について紹介した時と同じく、頭皮も肌なのでゴシゴシ洗いはNG。
しっかりと泡立てて優しく指の腹を使って洗うようにしましょう。
ゴシゴシ洗いをしてしまうと、悩みを増長させてしまう危険性ありです。 肌に触れるときは優しく丁寧に。
力任せに洗えばキレイになる、清潔を保てるということはありません。
人間の体は1枚の皮膚でできています。

頭皮にも優しく触れるようにしましょう。
正しいシャンプーのやり方は洗い流しがポイント

シャンプーにおいて、洗うことももちろん大事ですが「洗い流し」が原因で髪の毛のトラブルが発生することがあります。
シャンプーを十分に泡立てないまま洗ってしまったりした場合、しっかりと洗い流しをしないと頭皮にはシャンプーが残ったままになってしまいます。
頭皮に残ったままになってしまうと、
- ベタつき
- ニオイ
- 薄毛
などのトラブルが発生します。
また、生え際や襟足など洗い流しが不十分なままだと顔や首が肌荒れにもつながっていきます。

正しいシャンプーのやり方として、しっかりと洗い流すことはとても重要です。
正しいシャンプーのやり方①いきなりシャンプーはNG

髪を洗うとき、いきなり髪をサッと濡らしてシャンプーを髪につけていませんか?
正しいシャンプーのやり方としては、実はこれってNGなんです。
よりシャンプーの効果を上げるためにも、下準備を行いましょう!
シャンプーをする前の下準備が大事

しっかり泡立てて優しく洗えばそれだけでOKというわけにはいきません。
前述の通り、正しいシャンプーの方法で大切なのは下準備です。
正しいシャンプーの方法としては絶対に欠かせない重要な工程です。
この下準備で髪の毛についた汚れはほとんど落とすことができます。
この工程を飛ばしてしまうと、髪の毛にも頭皮にも負担のかかるシャンプーになってしまいます。

疲れてしまっている日もあるかもしれませんが、清潔感を保つためには必要なステップです!
洗う前のブラッシング習慣をつける

シャンプーをする前に、乾いた状態で髪の毛をブラッシングしましょう。

ブラッシングは100均のブラシでももちろん大丈夫ですが、
頭皮マッサージをしているような心地良さのあるほんの少しお高めのブラシもおすすめです!
頭にはまるような形になっていて、ブラッシングする時に頭皮マッサージしてるように適度な気持ちよさです。お値段も安くてよかったです。
引用元:楽天市場ショップレビューより
ブラッシングすることで髪の毛の絡まりをほどき、シャンプーが泡立ちやすくなります。

短髪の僕には関係ないのでは?

そう言わず、一回やってみて!
泡立ちはもちろん、シャンプーをしていて髪の毛が絡まることも無くなります。
頭皮への負担を軽減させることができるので、抜け毛予防にも効果的です。
■髪を洗う前に、なぜ髪をとかすのでしょうか?
引用元:TASCLAP 正しい髪の洗い方って? 美容師に学ぶシャンプーの方法
「髪のほつれをとり、同時に頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせるためです。使用するのはクッションブラシという、名前の通りブラシにクッションがついたモノ。これで頭皮をマッサージしながら髪をとかします。シャンプー前のブラッシングでは、クッションがないコームと呼ばれるモノで髪をとかすとダメージにつながるので避けましょう」

ちょっとした一手間ですが、正しいシャンプーには必要なステップなのでぜひ洗う前にブラッシングをする習慣をつけましょう!
予洗いでしっかり汚れを落とす

正しいシャンプーの方法として重要なポイントです。
シャンプーをつけずにぬるま湯だけで髪の毛と頭皮を洗うこと。

それってシャワーで濡らすことでしょ?
洗う前にやってるよ。

予洗いはさっと濡らすのではなく、ぬるま湯で髪の毛や頭皮の汚れを洗い流すイメージでしっかりと濡らすことだよ。
案外やってない人が多い工程だけど、田中くんやってる?

さっと濡らすしかしてなかった…。
予洗い、つまりお湯だけで頭皮の汚れを落としましょう。髪を濡らすのではなく、頭皮に指の腹を当てて弧を描くようにして頭皮をマッサージしながら皮脂を落とします。時間にして1分~2分くらいでしょうか。時間をかけてゆっくりと予洗いをすれば、シャンプーの工程はほとんど終わっているようなもの。これは押さえていただきたいですね
引用元:TASCLAP 正しい髪の洗い方って? 美容師に学ぶシャンプーの方法
美容室でシャンプーをしてもらうとき、いきなりシャンプーを泡立て始めたりしないのと同じように、
自宅でも髪の毛全体を濡らして、頭皮を優しく軽く洗ってからシャンプーを泡立てて洗い始めましょう。

予洗いで9割の汚れが落ちると言われています。

じゃあシャンプーしなくていいじゃん!

実はそうもいかないよ。
髪に付着したホコリなどの汚れは予洗いで落ちるけど、酸化した皮脂汚れなどは予洗いだけでは落とすことができないよ。
だからちゃんとシャンプーもしていきましょう!
汚れた食器を洗うときも、食器についた食べカスは水だけで落ちても油汚れは洗剤を使わないと落ちないですよね。
しかし、お湯だけで皮脂をなるべく洗い流そうとして熱湯で予洗いをしてしまうと、必要以上に皮脂が流されてしまい頭皮の乾燥(かゆみやフケ)につながってしまいます。
熱湯でなくぬるま湯で行うようにしましょう。
正しいシャンプーのやり方②力任せの「ゴシゴシ」洗いはNG

シャンプーに限らず顔や体を洗うときもそうですが、男性はゴシゴシと力任せに洗ってしまっていることが多いです。
前述の通り、頭皮も肌なのでゴシゴシ洗うと傷つけてしまいます。
また、ただシャンプーの量を多めにすればいいわけでもありません。
ここからは実際にシャンプーで髪を洗うときの正しいやり方を解説していきます。
シャンプーは1プッシュあれば十分


いざ、シャンプー!
シャンプーの適量は知ってる?

多めに2プッシュぐらい?

商品によって適量は異なるけど、一般的には「1プッシュ」あれば十分とされているよ。

量をたくさん使えば汚れもしっかり落とせるのでは?

必要以上の量を使うと
- すすぎ残しが発生しやすくなる
- 頭皮を守るための必要な皮脂まで洗い流してしまう
といったデメリットしかないんだよ。

そうだったんだ!知らなかった。
シャンプーの使用量が多いと、すすぎ残しをしやすくなります。 シャンプーの洗浄成分が皮脂や汚れを包み込んだ状態で頭皮に残ってしまうと、頭皮への刺激になり頭皮環境の悪化につながります。
また、シャンプー量が多く頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまうこともあります。皮脂が不足し乾燥すると、健康な髪の毛が育てにくくなります。
引用元:スカルプD Q 適切なシャンプー使用量と目安は? A 髪の長さによって異なります。まずは目安を知りましょう
さらに皮脂が足りないことで頭皮を守ろうとすると、皮脂が過剰に分泌されます。 過剰な皮脂が酸化することで、頭皮から嫌な臭いが発生する可能性もあるでしょう。こうなると抜け毛を引き起こす恐れもあります。
すすぎ残しも、洗い流しすぎもどちらも乾燥や抜け毛などいったトラブルの原因になってしまいます。
シャンプーボトルの裏に書かれた1回の適量を確認してみましょう。

たくさんの量のシャンプーを使ったからといって汚れが倍落ちるということはないので必ず適量を守るようにしていきましょう。
シャンプーを泡立ててから頭皮へ

シャンプーをするとき、泡立てずにそのまま原液を頭皮につけていませんか?
洗顔と同じく、シャンプーもしっかりと泡立てることが大切です。
頭皮も肌であることと同時に、しっかりと泡立てることで髪同士が擦れあい摩擦が起きるのを防ぎます。
髪同士も摩擦が起きるとキューティクルが破壊され乾燥や枝毛の原因になってしまいます。
原液のままのシャンプーは、刺激が強く頭皮に加え、髪のキューティクルにも悪影響が…。
引用元:HAIR シャンプーは泡立てが肝心!?たっぷりの泡で贅沢に髪を洗おう!
シャンプーを泡立てると、泡がクッションの役目を果たし、キューティクルを傷めずに済みますよ
パサパサの髪の毛や枝毛が多い髪の毛に対して清潔感は抱けないですよね。

泡立てるのが面倒だし苦手なんだよね…。

それなら、100円ショップなどで購入できる泡立てネットを使ってみましょう。
簡単にふわふわの泡を手にすることができます。
もちろん、泡立てネットはシャンプーだけでなく洗顔や体を洗う時にも使うことができるので、1つ買っておくと便利です。

しっかりと泡立ててシャンプーをすることは、頭皮も髪の毛も守ることができます。
高いトリートメントを使ったりせずとも、健康的な髪の毛に生まれ変わることができますよ。
頭皮に爪を立てるのはNG

しっかりとシャンプーを泡立てても、爪を立ててゴシゴシ洗うのはNGです。
繰り返しになりますが、頭皮も肌です。爪を立ててしまうと傷をつけてしまう危険性があります。
なぜなら、ゴシゴシと強く頭皮を洗うと、逆に毛穴に皮脂や汚れを押し込んでしまい、湿疹やニオイ、ベタつきの原因になってしまうのです。

頭皮を洗うときは指の腹で優しくマッサージをするようなイメージで洗うようにしましょう。
力を入れすぎてしまうと、毛穴に汚れを押し込んでしまうので優しく風船に触れる感覚を意識しましょう。

力加減がわからないなぁ…。

しっかりと泡立てた泡を頭皮に乗せ、しっかりと洗い流すだけでも汚れは落とすことができますよ。
それでもやっぱり力加減がわからないという場合は、頭髪専用のシャンプーブラシを使ってみましょう。
くるくると円を描くように頭皮全体を優しく洗うと、毛穴の汚れを落とすのはもちろん頭皮マッサージも同時にできます。
力加減がわからない&泡を乗せただけでは洗った気になれないときはシャンプーブラシを取り入れてみてください。

シャンプーブラシを取り入れると、シャンプー後は汚れが落ちるスッキリ感とマッサージでのスッキリ感を味うことができますよ。

なるほど…一石二鳥だね!
汗をかく夏などは指の腹を使って頭皮の汚れを落としていくとニオイやベタつき対策になります。
逆に空気が乾燥する冬などは泡を頭皮に乗せるだけにすると、乾燥によるかゆみ対策ができます。
季節やその時のお悩みに合わせて洗い方を変えてみるようにしてみましょう。
ゴシゴシ洗いを卒業して、髪の毛の悩みも一気に解決してしまいましょう!
正しいシャンプーのやり方③洗い流し&タオルドライも丁寧に

シャンプーが終わればもうOK!なんて思っていませんか?
ベタつきやニオイを防ぐためには、洗い流しや髪を乾かすのも大切な工程です。
洗い流し(すすぎ)は丁寧に

しっかりと泡立てて、ゴシゴシ洗いを卒業しても、洗い流し(すすぎ)が雑だと正しいシャンプーのやり方とは言えません。
正しいシャンプーのやり方において、予洗いと同じくらい大事なのが「洗い流し」です。
洗い流しが雑になり、頭皮にシャンプーが残ったままになってしまったら頭皮のトラブルにつながってしまいます。
汚れを落とし清潔に保つためのシャンプーが洗い流し(すすぎ)が雑になることで台無しに。

洗い流しは丁寧に行うようにしましょう。
最初はしつこいくらいにすすぐことを意識して。
髪の生え際、首の後ろ、耳の後ろは重点的にすすぐ

すすぎが甘く、シャンプーが残りがちなのが「生え際・首の後ろ・耳の後ろ」です。
生え際がしっかり洗い流せていないと、おでこにニキビができやすくなり肌荒れの原因になってしまいます。
首の後ろと耳の後ろはのすすぎ残しは、皮脂汚れが溜まってしまいニオイの原因になってしまいます。
毎日シャンプーをしているのに、肌荒れやニオイの原因を生み出してしまっている可能性があります。

泡をしっかり流した後は、生え際・首の後ろ・耳の後ろにシャワーを当てて重点的に洗い流しをするようにしましょう。
タオルドライでもゴシゴシNG


お風呂上がり、バスタオルで髪の毛をバサバサと無造作にタオルドライしていない?

えっ、してしまっている…。

せっかく正しいシャンプーをして洗いな足も慎重に行ったにもかかわらず、ここで頭皮や髪の毛に強い刺激を与えてしまっては本末転倒だよ。
バサバサと無造作に頭全体の水分を飛ばそうとするのではなく、タオルで頭皮と髪の毛の根本を押さえるようにし水分を吸収させていきましょう。
タオルで強い刺激を与えることで、必要以上の水分が奪われ頭皮が乾燥してしまうきっかけになってしまいます。

水分は振り落とすのではなく、タオルに吸収させることを意識しましょう。
お風呂上がりはゆったりしたい!というのであれば、タオルターバンがおすすめです。
髪の毛をくるんと包むだけで頭皮と髪の毛に刺激を与えず水分をタオルに吸収させることができます。
タオルターバンを巻いておけば、そのまま歯磨きをしたり寝る前の準備もできるので夜の時間のちょっとした時短も可能にします。

タオルドライでゴシゴシせず、
根本から水分を吸収させ、頭皮にも髪の毛にも刺激を与えずに乾かしていきましょう。
正しいシャンプーのやり方+αで覚えておきたい4つのポイント

さらに、髪を洗う時の注意点やポイントを知りたいという方向けの覚えておきたい4つのポイントを紹介します。
- トリートメントは頭皮につけない
- 悩みに合わせたシャンプーを選ぶ
- 自然乾燥はNG!乾かしてから寝よう
- 肌に触れるときは「優しく」が基本
ポイント① トリートメントは頭皮につけない

シャンプーだけでなく、トリートメントを一緒にする人も多いと思います。
トリートメント、頭皮にベタベタとつけたりしていませんよね?
トリートメントは、毛先と髪の毛の中間を中心につけ、髪の毛の根本には余ったのを少しつければOKなのです。
髪の毛の根本は新しい髪の毛で栄養もしっかりと行き届いています。
髪の毛の中間や毛先は栄養がしっかりと行き届きにくいため、その部分に栄養を与え健康な髪の毛にするために行うのがトリートメントです。
頭皮にベタベタとつけてしまうと、毛穴に詰まったりしてベタつきやニオイの原因になってしまうので、髪の毛の根本には余った分だけでOK。
つける量についてもシャンプーと同じく、適量以上の量を使っても効果が倍になるわけではありません。
むしろ適量を超えてしまった場合は洗い流しをしっかりしなければ、頭皮や髪の毛のトラブルの原因になるので手間が増えてしまいます。
商品に記載されている適量を守って使うようにしましょう。

トリートメントは、毛先と髪の毛の中間を中心につけ、髪の毛の根本には余ったのを少しつければOKです。
よりトリートメントの効果を高めたいのであれば、トリートメントをつけ終わったら手ぐしや目の粗いコームなどで髪をとかしましょう。
そうすることで均等にトリートメントを馴染ませることができ、髪の中心部にも栄養が行き渡りやすくなります。
放置時間等については商品によって異なるので、注意書きに沿って時間を置くようにしましょう。
ポイント② 頭皮の悩みに合わせたシャンプーを選ぶ

正しいシャンプーのやり方を守っていても、使っているシャンプーがお悩みにあっていないものだったら、永遠に悩みは解決できません。
粉っぽいフケや頭皮のかゆみに悩んでいるのであれば、頭皮の乾燥が原因です。
乾燥を防ぐタイプのシャンプーを選ぶようにしてみてください。
保湿成分が入っているので乾燥しにくくなります。
逆に頭皮のベタつきやニオイが気になる人は、洗い上がりがさっぱりするタイプのシャンプーを選ぶようにしましょう。
フケやベタつき等のトラブルはシャンプーが原因ではでなく、すすぎが不十分で毛穴に汚れが詰まってしまっているのが原因の可能性もあります。
すすぎ(洗い流し)がきちんとできているかどうかも見直しをしてみてください。

シャンプーなんてどれも同じ。毎日使う消耗品だから安ければ安い程いい…なんて考えではなく、悩みに合わせたシャンプー選びをしていきましょう。
ポイント③ 自然乾燥はNG!髪を乾かしてから寝よう

突然ですが、髪の毛はちゃんと乾かしていますか?
タオルドライをして、そのまま放置して自然乾燥させていませんか?
濡れたまま寝てしまっていませんか?
髪の毛を自然乾燥させてしまうと、頭皮から必要以上に水分が奪われてしまい乾燥の原因になることはもちろん、毛穴が開いたままになってしまうので薄毛の原因にもつながります。
濡れたまま寝てしまうと、髪の毛のキューティクルが破壊されてしまいパサつきや枝毛の原因になってしまいます。
頭皮にはカビ菌を含む様々な常在菌がおり、普段は、これらの菌の力で頭皮環境が保たれています。
TESCOM ドライヤーで髪は傷まない?自然乾燥の怖いデメリット
しかし、濡れた髪や頭皮を自然乾燥させることで高温多湿な状態が続くと、これらの菌が繁殖し、頭皮の臭いの原因になるので注意が必要です。
また、雑菌によるトラブルは、臭いだけではありません。
頭皮環境が悪化することで、フケやかゆみ、抜け毛、様々な頭皮トラブルを引き起こす可能性に繋がりかねません。
少し億劫かもしれませんが、タオルドライをした後は必ずドライヤーで髪の毛を乾かしてから眠るようにしましょう。
熱風で髪の毛の根本を中心に乾かして、7割程度乾いたら冷風に変え毛穴を引き締め、キューティクルを保護してくれます。
髪の毛全体に艶が生まれ、清潔感のある髪型になります。

タオルドライをした後はドライヤーで髪の毛を乾かしてから眠るようにしましょう。
少しでもドライヤーで髪の毛を乾かす時間を短縮したいのであれば、マイクロファイバーの手袋がおすすめ。
ドライヤーで乾かしながら、毛先の水分をマイクロファイバーの手袋が吸収してくれるので時短ができてしまいます。
100円ショップなどでも購入することができるので1枚持っておくと便利です。
ポイント④ 肌に触れるときは「優しく」が基本

繰り返しになりますが、シャンプーは髪の毛ではなく「頭皮」を清潔に保つためのものです。
髪の毛同士を擦り合わせたり、ゴシゴシと爪を立てて洗うのはナンセンス。

洗顔や体を洗うときと同じく、乾かすときも優しく触れるようにしましょう。
傷をつけてしまうことからトラブルは生まれます。
肌に触れるときはとにかく「優しく」が基本です。
トラブルだけに注視して対策をとることは本来の「予防」にはなりません。
トラブルを生み出す「原因」に注視して対策を行うことが「予防」です。
正しいシャンプーのやり方をマスターすれば、ニオイもかゆみも薄毛も予防できます。
ヘアトラブルが解決すれば、清潔感をキープできます。
第一印象を改善できるきっかけにもなるので、今日からシャンプーのやり方を見直していきましょう!
そのシャンプーのやり方で大丈夫?男子の正しいシャンプー方法 まとめ
- シャンプーは「髪の毛」ではなく「頭皮」を洗うもの
- シャンプーの量は1プッシュで十分!量を多くするのは逆効果
- ぬるま湯だけの予洗いで汚れの9割は落とせる
- 正しいシャンプーのやり方でニオイもかゆみも薄毛も予防できる
- 頭皮に触れるときも「優しく」が基本