【知らないと損】日焼け止めのSPFとPAって?正しい選び方と塗り方

日焼け止めって、SPFとPAってあるよね。

あるね。違い難しいよね。

そうやねん。違いがわからんねん。使い分けもわからん。

私が今から違いと使い分けについて伝授するよ!

よっさすが!よろしくお願いします!
この記事では、こんな悩みに答えています!

SPFとかPAって何??

日焼け止めの選び方がわからない。
日焼け止めの選び方の目安
意外と大事な、日焼け止めの選び方。
ここを知らずに買うと、
「せっかく買っても効果が薄かった!」
「肌に負担がかかりすぎて荒れてしまった!」
なんて失敗にも繋がってしまいます。
見るべきなのは、パッケージについている数値やアルファベット。
日焼け止めは、日常生活の場面ごとに選ぶ必要があります。見ていきましょう。
散歩、買い物など日常生活に最適なSPF・PA

軽く外に出る、冬場や春先に窓辺に座る…。
柔らかい日差しに少し当たる程度の場面であれば、SPF10前後、PA+ぐらいで十分ガードできます。
ですが、実際はこの数値で売られている日焼け止めはほとんどありません。
理由はニーズが低いから。
日焼けしたくなくて日焼け止めを買うのに、ちょっとしかガードができないのであればみんな買ってくれないのです。
屋外での軽いスポーツ、レジャーに最適なSPF・PA

屋外で日差しに当たる場合です。
SPF10-30、PA++ぐらいがちょうどいいかな。
この値の日焼け止めは、肌への負担が軽め。
赤ちゃんの肌用の日焼け止めは、これぐらいの数値になっていることが多いです。
かなり肌が敏感だったり、オンライン講義がほとんどで外に出ない…という人にちょうどいいかもしれませんね。
海、山でのスポーツ、レジャー、炎天下での活動に最適なSPF・PA

強い日差しに長い間当たる場面では、もう少し強めのSPFとPAが必要に。
SPF30-50+、PA+++ぐらいが妥当です。
「焼ける!」と思う夏の日は、この程度の日焼け止めを塗りましょう。
海外リゾートなど紫外線の強い場所や紫外線に敏感な人に最適なSPF・PA

かんかん照りの強い紫外線に晒される場合、もしくは紫外線に肌がもともと敏感な人は、強力なものを使いましょう。
数値は一番強力なSPF50+、PA+++。
最高ランクになります。
かなり防御力が高いですが、肌に負担がかかるので注意しましょう。
お風呂で洗い流す時に、「石鹸で落とせる」表記がないものはクレンジングを使って落とすことが推奨されています。
SPF・PAの数値についてワンポイントアドバイス

SPFやPAが高い日焼け止めのデメリットは?
ここまで見てきて、
「じゃあ、数値の高いものを常につけていればどんなシーンでも対応できるよね?
常にSPFF50以上の日焼け止めを塗って、日焼けしないようにしよう!」
と、思いますよね?
これが実はアウト。
SPFの数字が大きければ大きいほど、肌への負担も大きくなります。
敏感肌の人は、肌が荒れてしまう可能性が。
強い分、落としにくいというデメリットもあります。
通常の洗顔料では落ちきれず、毛穴をつまらせてしまい、これも肌荒れの原因に…。
※落としにくい日焼け止めはクレンジングを使うことで解決できます。
なので、場面に合わせた適切なSPFやPAの値の日焼け止めを選ぶ必要があるんです。
特に、肌の弱い人は注意ですね。
日焼け止めのSPFとPAの違い

SPFとPAって、結局なんなの?という方に、ご説明します!
結論から言うと、違う種類の紫外線の悪影響をお互い防ぎ合っているということになります。
SPFって何?
SPFとは、UVBを防止する効果のことです。
見てきた通り、数値が大きい方が防御力が高いですね。
PAって何?
PAとは、UVAを防止する効果のこと。
UVAは、UVBとはまた違うものです。
こちらも見てきた通り、+の数が多いほど防御力が高いのです。
間違った塗り方は効果がない!?日焼け止めの正しい塗り方

いくら効果の高い日焼け止めを塗っていても、正しく塗れていなければ効果が出ません。
日焼け止めを塗るためのポイントは2つ。
たっぷりムラなく塗ること
いくら効果の高いものでも、薄く塗りすぎると肌をガードできません。
日焼け止めはケチらず、ムラが出ない程度の量をのばして使いましょう。
ただし塗りすぎると肌がテカテカ、ギラギラしてメイク崩れの原因になることもあります。
特にメンズは女性と比べて皮脂が多いので、塗り過ぎにも注意です!
3時間おきに塗り直しをすること
水に濡れていなくても、日焼け止めは剥がれ落ちたり、流れてしまっています。
夏場だと汗をかくので、尚更日焼け止めが流れやすいんです。
3時間おきに塗り直しをすることで、常に日焼け止めの効果がある状態を維持できます。

3時間おきに塗り直すのはなかなかめんどくさいな…。

めちゃくちゃわかる。笑
続けて習慣化していくのがおすすめだけど、つい忘れちゃう日もあるよね。
一日中屋外にいるような日だけでも意識すると良いよ!
逆に言えば、SPFやPAが低くても、しっかりと3時間おきに塗り直しをしていれば日焼けの心配はない!ということですね。
おすすめの日焼け止め5選
最後に、おすすめの日焼け止めを5つ紹介します。
日常づかいから、ひどい炎天下に出る日におすすめなものまで、シーンに合わせて紹介していますので
用途に合わせて試してみてくださいね。
ニベアサン ウォータージェル こども用【SPF28/PA++】
子ども用と書かれていますが、敏感肌にも優しく、効能も大人と子供で異なるわけではないので、敏感肌の人にも使えるおすすめ商品です。
とてもさらりとしたつけ心地です。
伸びやすく、「つけてる!」感が少ないのでストレスフリー。
石鹸で落とせるのも嬉しいですね。
NOV UVミルクEX【SPF32/PA+++】
NOVは皮膚科の先生もおすすめする、負担の少ない肌ケアシリーズ。
安心して使えます。
保湿成分が入っていたり、ニキビのできにくい処方になっているので、肌への負担が気になる…という方はまずはこちらからチャレンジするといいでしょう。
お湯で落とせるのも嬉しいポイントです。
乳液のようなつけ心地も○!
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク【SPF50+/PA++++】
資生堂はどの製品もクオリティが高い!
とても強力な紫外線ガード機能がついています。絶対焼けたくない!という女性にも愛用者が多数。
「毎年これ買うよ〜」という友人もいます。
日焼けしないために、落ちにくくなっています。
ウォータープルーフなので、真夏の汗だくになる日にも安心できる設計。
つけ心地はサラサラ感が売りですが、人によっては粉っぽく感じてしまうかもしれません。
ジェルやクリームのようなつけ心地が好みの方には、ちょっと不快感があるかも…。
ですが、効力はピカイチです。
ビオレ アクアリッチ【SPF50+/PA++++】
ビオレは肌に優しいイメージから、なんとなくSPFもPAも数値が低いものを出していそうだと思われがちですが
実は強力なSPF50+も発売しています。
こちらは白浮きのなさや伸びの良さが特徴。
かなり軽いつけ心地も、しっとりしすぎるコスメが苦手なメンズにオススメしたいポイントです。
ウォータープルーフで水や汗に強いのに、石鹸で落とせるのも高得点。
POLA B.A ライトセレクター【SPF50+/PA++++】


私が激推しする日焼け止めはコレ!
編集長が愛用している日焼け止めです!
最初は「日焼け止めに¥12,100は高いな~」と思っていたのですが、POLAの他のコスメがとても良かったので買ってみたら、もう他の日焼け止めが使えなくなるくらいに気に入ってしまいました。
非常に日焼けしやすい体質ですが、毎日この日焼け止めを使っていたら夏でもほとんど焼けませんでした。
SPF50+ PA++++とどちらも数値は高いですが肌への負担は少なく、季節の変わり目などの肌が敏感になっているときでも肌荒れしません。
日中クリームの役割を兼ねているので、朝のスキンケアの仕上げとして化粧水→乳液→B.A ライトセレクターの順で塗り、メイクをします。
保湿力が高いのに日焼け止め特有のべたつきがまったくないので、メイク崩れが起きにくいのも高評価。
ただし以下のデメリットも。
- 45gで¥12,100(税込)と価格が高め。
- 落とすときにはクレンジングが必要。
- オンラインかPOLAの店舗でしか買えないので、急に必要なときに手に入らない。
値段は確かに高いのですが、1本で4~6ヶ月は持つので長期的に見るとコスパは良いです◎。

私は顔と首にB.A ライトセレクターを使って、首から下にはプチプラの日焼け止めを使っているわ。
メイクをするなら顔は頻繁に塗り直しができないから、値段が高くても効果の高いものを使って、体には何度も塗り直しできるプチプラ…というふうに使い分けるのがオススメよ。
一度使うと戻れなくなるので、ぜひ試してみてほしいです!
日焼け止めのSPFとPAって?正しい選び方と塗り方まとめ

一口に日焼け止めと言っても色々あるんやな。

日焼け止めは商品によってつけ心地がかなり違うから、口コミを参考にしたりプチプラから試してみてお気に入りを見つけてね。
効果は高くても、つけ心地が苦手だとストレスになるから。
日焼け止めにも、正しい選び方・使い方があることをわかりやすく伝わったら嬉しいです!
まとめです。
以下の3点を意識して紫外線から顔と体を守っていきましょう!
- 自分の肌に合ったつけ心地の日焼け止めを選ぼう。
- 予定に合わせたSPFとPA値の日焼け止めを選ぼう。
- 日焼け止めはたっぷりムラなく、3時間ごとに塗り直すことで効果が高まる。
紫外線は実は冬や春にも降り注いでいます。
夏だけではなく、早めに日焼け止めを使ってガードを始めてくださいね!