
こんにちは!
メンズパーソナルスタイリストのひろゆきです。
僕は日々
- 「パーソナルカラー診断・骨格診断・メンズ顔タイプ診断」などの服の似合わせ理論を用いた診断コンサルティングサービス
- ショッピングに同行して1日でガラッと外見をチェンジするショッピング同行サービス
をメインとして、日々メンズのお客様をカッコ良くする活動をしております。
こちらの洒落男子では主に初心者が活かしやすいファッションコンテンツを寄稿しています。
第1ステップとしてまずは、ファッションをオシャレにしようとする前に「髪型や眉毛などの部分」をオシャレにする事。
初心者がミスって野暮ったくなってしまいやすい「ファッションのサイズ感」の選び方。
プライベートファッションをオシャレに見せる為に必要な知識である、「キレイ目とカジュアルのMIX」
初心者が失敗しがちな、メンズファッションの「配色の基本」。
「ダサい」認定されない為の、NGメンズファッションの徹底解説。
初心者が本当に事故りやすいから気をつけたい「アクセサリーの扱い方」。
という基礎の部分を順を追って解説をしてきました。
一通りメンズファッションとしての解説をし終わり
実際に僕がスタイリング〜外見力UPの全てに携わったBEFORE AFTER実例もこちらにまとめております。
適切な処置をおこなえば
1日で「こんなにもガラっと変わるんだ!!」
というのを是非体感いただければと思います◎
今回解説するのは、メンズメイクについて。
普段生活する中で

もうちょっと肌をキレイに見せられたら良いのに…。
って思う事はありませんか?
スキンケアを超頑張っている僕でも、こう思う事は多々あります。
もうちょっと肌をキレイに見せられたら良いのに。でもそう思っても何からどう手をつけたら良いか分からない。
Youtubeとか見てもメンズはどうしたら良いのかよく分からない。失敗すると怖い。
そんな風に思っている方って絶対多いんじゃないかなと思います。
特にまだメイクって男性が当たり前におこなうものって風潮が完全には根付いてないので、失敗したらと思うと怖いですよね。
今回はそんな方に向けて
「超初心者向けのメンズメイク」
についてまとめてみます。
何も分からないという男性の方に対していつも対面でコンサルする中でレクチャーしているので、初心者の方に何をどう使ったら良いかをお伝えするのにはかなり自信があります。
実際に使っているアイテムも交えて解説しますね。
有料で公開したいレベルなんですが、初心者の方には是非これらを知って垢抜けていただきたいので、しっかり無料で濃い情報を出していきますよ!
Level1:BBクリーム
Level2:アイブロウ
Level3:コンシーラー
Level4:コントロールカラー
Level5:シェーディング
今回はこのように、段階を踏んだ解説をしていきます。
レベルが高くなるにつれて、やや難易度が上がります。
レベルが低いモノは簡単で使いやすくて、まずはこれから手をつけると良いよね。というモノです。
初心者の方はレベルの低いモノから順を追って扱えるようになっていきましょう!
それでは!解説にうつります!
Level1:BBクリーム
まず一番初歩の初歩がBBクリーム。
基本的に女性の方のメイクであれば、化粧水と乳液とを塗ってスキンケアが終わった後に
下地→ファンデーション
という工程を踏みます。
この下地というのは、ファンデーションがキレイに肌に付着するように、肌の土台を滑らかにする役割を果たすものの事を指します。
で、メンズで良く言われるBBクリームというのは、その「下地+ファンデーション」が一体型になった物の事を一般的にそう言われています。

「下地」とか言われても良くわかんないよ…。
という方は、とりあえずBBクリームだけでOKです。
実際にメイクをレクチャーもしていますが、ものすごくやり込む方でなければ基本BBクリームだけでOK。
BBクリームの果たす役割も話しておくと
①肌の色ムラを整えて均一なキレイな肌色に仕上げる事
②毛穴などの軽めな肌の凹凸を整えて肌をよりキレイに見せる事
大きくはこの2つです◎
ではBBクリームのオススメをしていきますが、とにかくBBクリームを選ぶ時に注意したいのは
「地肌の色に馴染む色を選ぶ事」
なんです。
良く見かけるのが、女性用のファンデーションやクリームを買って、かなり肌色に違和感が生まれてしまっている人。
「女性の標準的な肌色」と「男性の標準的な肌色」はかなり違います。
女性の標準的な肌色は、男性からするととても明るめの肌で
男性の標準的な肌色は、女性の指標で見ると結構暗めだったりします。
そういう前提を覚えておきましょう。
そしてもう1つ聞かれる事が多いのが、「パーソナルカラーに合わせて選んだ方が良いですか?」という事。
メイクのベース選びにパーソナルカラーは関係ありません。
とにかく「肌色に馴染む色」というのを意識して選んでみて下さい◎
明るめ肌オススメBBクリーム:RETOUCH(ライトベージュ)

まずは明るめ肌の人のオススメ。
美容インフルエンサーの宮永えいとさんが手がけるブランドであるRETOUCHのBBクリームです。
こってりとした質感ではなく、肌に潤いを与えるモイスチャーな質感で、色も濃すぎずに自然な仕上がりになります。
そして潤いのある質感なので、肌にもツヤが出るのも良い所。
初心者の方でも自然に仕上げられるので、これが一番まずは使いやすくアイテムとしてのバランスも最高かなと思います!
数多くのBBクリームを試してきていますが、自分自身も初心者のお客様にとっても、これが最適解だと感じています。
標準肌オススメBBクリーム:RETOUCH(ナチュラルオークル)

標準的な肌色の方は、先程のレタッチのナチュラルオークルの色を選びましょう。
標準肌オススメBBクリーム②:vegeboy

レタッチのBBクリームは自然なメイク感の出ない、良い意味で自然に目立たない仕上がりになります。
なんですが、肌のニキビ跡などの色ムラがかなり出てしまっている方は、レタッチだとカバー力がやや足りない場合があります。
しっかりカバーが必要そうな方にオススメなのは、こちらのベジボーイ。
レタッチよりもメイク感がやや出ますが、しっかりカバーをしてくれるので肌の色ムラをしっかり補正したい方はこちらに。
暗めオススメBBクリーム:PHYTOGRAM(ダーク)

肌の色に深みがある、地黒めな方は、しっかりとBBクリームの色も濃いめの色をチョイスしましょう。
クリームの質感もサラッとこってりしすぎず、こちらもかなり使いやすいです。
これのダークカラーはかなり色が濃いめなので、肌の色が暗くて…って方はこれで間違いありません。
Level2:アイブロウ
Level2は眉毛ですね。
いくらBBクリームで地肌を整えても、眉毛がぼんやりとしていると顔が引き締まりません。
眉毛は普通の人が思っている以上に顔立ちの印象を左右するものすごく重要な要素です。
眉毛を整える場合に必要な事が
①長さや形が整っていない場合に描き足す事
②濃さが足りない場合に濃さを足す事
この2つが必要です。
形を描き足すなら:ブロウラッシュEX ウォーターストロング(グレイッシュブラウン)

形や長さを描き足すとしたら、このブロウラッシュEXがオススメ。
筆ペンのようなかなり薄い自然に描けるペンなので、初心者でも濃くなりすぎずに安心。
眉毛で失敗してしまう事のほとんどが、書き足しすぎてゲジゲジになる事。
薄く描けるこれが、初心者でも安心です!
濃さが足りないなら:KATE デザイニングアイブロウ

「形は特に問題ないけど、濃さが足りない」
そんな方はKATEのデザイニングアイブロウが一瞬で調整できるのでオススメです。
小さいブラシでササッとなぞるだけなので、濃さを足すという工程が10秒ぐらいで終わります。
初心者の方は最初は難しいかもしれませんが、鼻筋に影を入れたりして彫りを深く見せたりするようなメイクもこれで出来ます。
慣れてくるとこれ1つでいろんな事が出来るんですよね。
とりあえずは眉毛の濃さを足すようとしてかなり使いやすいので、かなりオススメです◎
Level3:コンシーラー
Leve3はコンシーラー。
BBクリームを使えば肌の色ムラを整えられるのですが、どうしてもニキビなどのポイントで目立つところはカバーしきれません。
BBクリームを塗ってカバーしきれなかったポイントで使いたいのがコンシーラーです。
BBクリームよりも色ヅキがコッテリとしていて、ピンポイントのカバーがとてもしやすいです。
オススメコンシーラー:The SAEM

オススメは韓国コスメのThe SAEMです。
とてもプチプラなのに、色づきも良くめちゃくちゃ使いやすいです。
色もラインナップがかなりあるので、標準肌の人なら色番号が02。明るめ肌ならそれ以上の色になるので、肌色とのバランスをみて色を選んでみて下さい◎
Level4:下地(コントロールカラー etc)
もう少しLevelをあげて4。次は下地です。
BBクリームに加えてさらに何らかの効果を肌に与えたい時の調整役として、下地を用います。
男性の場合、以下のような悩みがある事が多いです。
①頬に赤みが出やすくほてって見える
②青ヒゲやクマが気になる
③クレーターなどの肌の凹凸が気になる
こういった悩みへのアプローチとして下地を用いていきます。
①肌の赤みをカバー:イニスフリー コントロールカラー

色彩的な話になるのですが、赤みの反対色が緑。
補色という、対極にある色を用いる事でその色を相殺する事が出来ます。
なのでまず、肌の赤みへの対策としてはグリーンのカラーを使っていきます。
オススメはこちらのイニスフリー。
塗りすぎると顔面蒼白になっちゃうので、本当に軽く少量を伸ばして仕込み、その後にBBクリームで色を乗せてみて下さい。
②青ヒゲ・青クマをカバー:&be ファンシーラー

赤みは緑で消す。
青みはオレンジで消します。これも同様に補色で消すという事。
ややお値段は張りますが、こちらのファンシーラーがものすごく使いやすいです。
クリームの質感もかなり肌馴染みが良いので、自然に仕上がります。
ベージュのカラーもあるのでこれも使えばコンシーラーの役割も果たすので、これを買う方はTheSAEMを買わなくても済みますね。
③肌の毛穴や凹凸をしっかりカバー:MAKE UP FOREVER ミニアトマイザー

毛穴やクレーターが気になる時は、MAKE UP FOREVERのポアミニマイザー。
強めのクレーターは完全にカバーしきるのは難しいですが、軽度のモノなら粘度が高いこちらのクリームを仕込む事で、肌の凹凸を埋める事が出来ます◎
Level5:シェーディング
Level5はシェーディング!
フェイスラインの影をより強調して、よりシャープなスマートな男性的な顔に仕上げられるのがシェーディングです。
撮影の時とかバッチリキメたい時の選択肢として、男性はシェーディングを覚えておいて損はないかと思います。
オススメシェーディング:&be コントゥアペンシル

オススメは&beのコントゥアペン。
シェーディングは基本粉のタイプのモノが多く、ブラシも別途買わないといけないモノが多いんですが、これならそれが不要。
骨の出っ張りの部分に対してこのペンでなぞり、自然にやや馴染むように指でボカすだけでシェーディングが完成します!
ブラシでやると難しいんですが、これでやると初心者の方でもかなりカンタン。
Level0:夏場に必要なパウダー
そして最後に追加で覚えておいてもらいたいのが、パウダー。
皮脂を抑える効果を持っているのがパウダーで
①夏場の汗を抑える事が出来る
②皮脂分泌を抑えてメイクが崩れにくくなる
という効果が働きます。
特にこれからの夏時期、Tゾーンがテカりやすくもなるのでパウダーは持っておくと非常に便利。
これはメイクをするしないにかかわらず、ノーメイクの日でもテカる人はあった方が良いです。
オススメパウダー:イニスフリー ノーセバムモイスチャーパウダー

パウダーはイニスフリーが一番手頃で買いやすく、使われている方も非常に多くてオススメです。
価格を上げるとするとまた選択肢が増えますが、まずは悩まず基本はこれでOKかなと。
カンタンメンズメイクまとめ

という事で今回は、0から始める初心者向けメンズメイクについて解説させていただきました!
まとめると
Level1:まずは最初はBBクリームだけでOK
↓
Level2:アイブロウで顔立ちの印象が大きく変わる眉毛を整える
↓
Level3:コンシーラーを使って、BBクリームでカバーしきれなかった部分を更にキレイに
↓
Level4:赤み・青ヒゲ・毛穴などのそれぞれの悩みをカバーできる下地を取り入れてみよう
↓
Level5:よりシャープな顔立ちに出来るシェーディングも使ってみよう
という事でした!
最初は全部を全部やりきろうとしなくてOK。
レベルの低いモノから徐々に取り組んでいって、地道にメイクをしてカッコ良く見せる事に挑戦していってくださいね!
それではまた次回の更新をお楽しみに。
HIROYUKI